この製品は使えません。一度点火したら整備(磨き)のやり直し。美術館に展示するのが妥当です。点火試験後、1週間費やして以下の整備を完了しました。当分、眺めながら新たな作業に着手します。

（1）金属同士が干渉しない収納方法
ブリキ缶内側は和紙で内張。本体や付属品も干渉防止策（写真7,9,10）

（2）NVRのボールベアリング化
円錐形ゴムからΦ4.5mmのベアリング
（写真20）

（3）NVR取付/取外治具の作成&収納
6K円治具は高過ぎ。ステンレス6角柱と紙パイプで自作。（写真6,13）

（4）ニップル自作（写真19）
2、30年ぶりに足立区に在住してた叔父叔母の家に行き、その後叔父が施設に入り叔母から預かった個人情報記載の書類を持ち帰り焼却。その中に0.3mmのペンシルがあり形見としてた。ピッチとか確認するとピッタリ。これを利用し2日かけてニップル作成し完了。写真19の上はオリジナル。真ん中は成功した物、下段はステンレスパイプに溶着しニップルが取はずせない失敗作。今後、このニップルを使用し試験燃焼予定。

ニップル穴0.3 ネジピッチ0.5 ネジ径4.0

（5）ニップル取付/取外用治具
取付/取外に非常に苦労したので作成。5分で可能に。（写真14,15）

（6）ニップル穴掃除用針の鋭角化
穴径0.35（想定） 針径0.30（実測）
燃焼状態で針を通すのに苦労したので先端を鋭角化（写真16 左:加工前、右:加工後）

（7）余熱皿からの燃料漏洩防止策
アルコールを余熱皿に入れた状態で横移動したらアルコールがこぼれたので
（写真12）

（8）整備に必要なスパナの収納
以下4種類のスパナを付属スパナに内包（写真13）
対辺7mm ポンプカップ用
11mm ポンプカップ用
13mm NRV用
5mm×12mm矩形穴 NVR用

（9）ポンプカップ作成治具
（写真11）

（A）クリア塗装を剥がし、真鍮磨きの楽しさを体験（写真17）

購買意欲が生じないように高額設定中。

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