ボーズの「111AD」ペアです。
ジャージネットが元々無く（グリルネットのみ）、背面ラベルがシルバー地となっているめずらしいタイプ。
シリアルNo.連番です。

以下の整備を施しています。
・　コンデンサの交換
・　配線の引換え
・　バインディングポストの交換
・　吸音材の追加
・　グリルネットの塗装

フィルター回路にある電解コンデンサを新しくしています。（写真8枚目右下）
同容量のJantzenAudio製としています。

内部のケーブルをすべて引き換えています。

背面のスナップイン式コネクターを、バナナプラグ対応品のポストに交換しています。（写真8枚目左下）

吸音材として、ニードルフェルトをドライバー背後に少量追加しています。

前面グリルネットをつや消しブラックで再塗装しています。

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キャビネット外観は、小さな打痕や擦れのある、一般的な仕様感のある状態です。
分解後、水洗いしてあります。

ドライバーのクロスエッジは、シリコンオイルを含侵させて少し軟化してあります。

標準プラグ用ジャックは、錆を落とし防錆処理を施してあります。

エンブレムプレートは、グリルのカーブに沿うように変形させ、かつ動かないように接着してあります。

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小型スピーカーの分野において金字塔を打ち立てた「101」シリーズの後継機。
バスレフダクトを独特の流線形にすることで、低音の質感を改善したとされる改良モデルです。

整備は、バナナジャック搭載で扱いやすくしたほかは、ほぼ原状復旧となっています。

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主な定格
・　1ウェイ1スピーカー／バスレフ型
・　11.5cmコーン型フルレンジドライバー
・　寸法：232W x 158H x 178D mm
・　重量：2.8kg
・　インピーダンス：6Ω

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