『CONTAX Tessar 5cm/f3.5《沈胴式》(CTX-RF)』

本個体は、その製造番号から『1937年1月末』に製産出荷された個体と推測できます。

戦前の1932年にZeiss Ikonから発売され世界規模で一世風靡した
レンジファインダーカメラ『CONTAX I』のオプション交換レンズ群の中から、今回扱うのは標準レンズ『CONTAX Tessar 5cm/f3.5
《沈胴式》(CTX-RF)』で、巷で「Black&Tessar」と呼ばれているタイプです (今回出品はBlackのほう/他にニッケル銘板のモデルが存在る)。

ちなみにネット上を見ていると「鷹の目テッサー」と案内されている事が多いですが、正しくは「鷲の目テッサー」であり鷹ではありませんね (鷲はイーグルで鷹はホークです)(笑)

ちゃんと当時の広告に「Das Adlerauge Ihrer Kamera」とドイツ語で印刷された「カメラの鷲の目」ですから間違いありません。

【コンディション】
今回の出品個体の最大の魅力、主観ですが、年代の割に『日中では、ほぼクモリの存在が気にならない光学系』❗️撮影に影響するようなものではないかと思います、微細なチリあり(主観目視)。

ハッキリ言ってノンコーティングのモデルでこれだけの光学を83年間も維持していたとはオドロキしかありません(驚)

その意味で、この当時のノンコーティングモデルたる「鷲の目テッサー」を堪能したい人には、まさにこれ以上の商品は無いと言えます。

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焦点距離···19〜70mm

開放F値···2.9〜4

商品の情報